Reflection

毎日の気づき、反省を書き留めて...

やはり、詳細な計画を立てて時間を創出することがカギ

シン・テジュンさんの記事より

佐渡208kmのウルトラマラソンを走ったあと、いくつかのレースを走りながら、次に私が挑戦した大きなレースは、荒川と信濃川沿いに東京から新潟まで走る「川の道フットレース」でした。

全距離520kmのこのレース、私は240km地点で人生初のリタイアをすることになります。

当時は悔しくて仕方がなく、リタイア後の1週間は走っても走ってもゴールに辿りつけない夢を毎日見ました。のみならず、失敗した時に当たり散らしてしまう自分の未熟さを思い知ったりもしたのですが、このレースで私はとても大切なことを学びました。そして、その学びがあったからこそ、本州縦断1,648kmを完走できたのだと思います。

その学びは何か。可能な限り無駄な時間をそぎ落として、やるべきことを地道に続けることです。走ることであれば、走るという行為に割ける時間を最大化することですし、事業であれば、そのために割ける時間を最大化することです。

とっても長い距離を走りぬくには、まず目標を立てたあとにどうやってそこに行くのかを決めないといけません。その後、道程を細かくブレークダウンして、どの道をどう走るのか、どこで泊まるのか、補給をどうするのか、荷物をどうするかなど細かいことを決めないといけません。前者は戦略で、後者は戦術という表現をすることもできます。

しかし戦略と戦術が完璧なら、長い距離を走り抜けるのかというと、そうではありません。むしろ、戦略や戦術をきちんと作るのは、大して難しくない。

では、完走するためには何が必要なのでしょう。それは、やるべきことを、コツコツと、休みなく行うこと。才能のないランナーである私にとっては、これが答えでした。

ウサギとカメの競争の昔話は、ほぼ全ての人が知っているはずです。しかし、これが意味することを身に沁みて感じている人はどれほどいるのでしょうか。世の中には、地道に続けるカメが自堕落なウサギよりも成果をあげる話で満ち溢れています。もちろん、世界を変える人々は、地道に続けるウサギなわけですが。

2日で終わる佐渡ウルトラマラソンでは、とにかく走り続ければ良かったのですが、5日をかけて走る「川の道フットレース」では、休みを取りつつ走り続けなければいけません。川の道フットレースを走りきれなかった一番の理由は、とにかく休みを必要以上に取りすぎ、走るための時間を十分に設けることができなかったことに尽きます。

やるべきことを、倦まず弛まずやり続ける

本州縦断1,648kmは、27日間で走りました。途中仕事の用事が入ったりしたので、1.5ヶ月の間に27日を走ることに充てたわけですが、終日走ることができたのは21日でした。しかも、下の図で分かるように、身体が疲れている後半により多くの距離を走ることになってしまっています。