Reflection

毎日の気づき、反省を書き留めて...

すばらしき卒業論文

 こいつとの格闘はいつから始まっただろうか?本腰を入れ始めたのは、2015年9月の半ばあたりとなろう。長かった卒業論文執筆との闘いが、今日をもって終了した。

 これほどまでに、失敗をしてしまったのは、人生のうちいつが最後だっただろうか。およそ一年前には、来るこの課題に対して非常に楽観的な姿勢を持っていた。楽しんでこなせるだろうと高をくくっていた。しかし現実では、最初の時期にはなかなかスイッチが入らずグダグダ時間を食いつぶしてしまい、その後はテーマが決定できずに焦る。テーマ決定後は、うまく計画や中間目標が立てられず、日々の時間をあてもなく消費してしまい、いざ中間報告の時期が迫ってくると、これまで自分がドブに捨ててきた時間を見て激しく後悔するとともに、これから残る時間をかけて、いったい何ができるのだろうかとストレスを抱え込む。精神的に追い込まれた状態では、文字を読むことすらままならず、ただただ全身を走る緊張を感じながら、回復を待つばかり。

 これまで実に多くの友人、先輩に助けをもらった。何度も精神崩壊を起こしかけながら、他人に泣きついて、偶然にも助けながら、少しずつ、少しずつ、前へと進んできた。提出締切前日には、一年前に卒論を提出し、現在は修士一年の友人の家に勝手に転がり込み、助けを借りながら一緒になった午前3時まで格闘。もう頭が働かないということで翌日の朝5時に起床して作業再開。「もう辞めにしたい…」と弱音を吐く自分に対して愛のムチをうつ友人の姿に感動しながら提出した卒業論文は、おそらく中学の調べ学習に毛が生えた程度のしろものだった。

 「今年は卒論、今年は卒論!」と自分に言い聞かせ、これまた軽くうつ病っぽくなりつつ過ごした大晦日やお正月、机に向かってパソコンを開いたものの、そのままFacebookで友人の楽しげな写真を見て勉学の意欲を失い、「リフレッシュ、リフレッシュ!」という思いで一人孤独に部屋で転がってマンガを一日中読みふける。全然楽しくない、物事が全く前に進んでいない。これだけ苦労を重ねてつくりあげた成果物が、これっぽっちのモノだなんて!

 来年からは、人一倍忙しさの強度の高い環境で働く。だから、学生生活最後の今のうちに、こうして激しく無駄で苦しい時期を過ごしてみるのもアリなのではないだろうか?全てが終わった今、そう思わなくもないが、それにしても、卒論執筆時に経験した苦痛というのは、尋常なものではなかった...

 

 さて、この苦しい経験から何か次につながるものを見出すためにも、ここで今回の卒業論文執筆に関する気づきを書き留めようと思う。