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Reflection

毎日の気づき、反省を書き留めて...

この時代を生きる意味

歴史のテレビ番組や本に触れるたびに、この時代に生きる意味とはなんだろうと考えてしまう。特に、情報が多く残されている近現代の歴史を目にするとなおさらだ。

 

70年前は、戦争の時代だった。僕はいま23歳だけど、当時の23歳はプロペラがパラパラと鳴る小さな飛行機に乗って、激しい弾幕のなかアメリカの空母めがけて体当たりしていた。もうすぐ機体もろともグチャグチャにされて死ぬというのに、送り出す人々に笑顔を見せ、「これぞ男子の本懐」とか言っちゃって。男子の本懐なんて言葉、この23年で発したこともない。

 

この時代に生まれた日本人は、こういうことをしなくてはならなかった。日本の存亡をかけて闘うという明確な大義があり、それに従って必死で生きていた。

 

いまを振り返りとどうだろう。いまの時代に生まれた人間は、何をしなくてはならない?確かに少子化は進み、日本の社会保障が揺らぎ始めている。そのくせ子育てのための施設も充分ではない。経済は明確な成長を示せておらず、また日々凄惨な殺人事件がニュースにのぼる。人々が困っていること、社会の問題というのは、数え切れないほどあるんだけど、どうにも僕は、それら問題に対して「本当にマズイ」といった感覚を持つことができない。確かにまずいことはまずいんだけど、今すぐにでも生活ができなくなるとか、日本という国が機能しなくなるなんてことは想像できない。いったい何をすれば、この時代で、大義のために生きることができるのか。

 

「好きなことをすれば良い」とか言う人がよくいるけど、そんなもの見つけられるのは一握りの人間だろう。少なくとも僕にはそんなものないし、本当に暇なときは惰性でテレビやら映画を見たりしている。でもそういった時間は、どことなく不安で、自分はどうしようもない人間だなという自責の念に駆られてしまう。

 

 やることが分からなければ、とにかく何かやったほうが良いというのが僕の経験上の学び。